10月23日(木) 学校の統廃合

少子高齢化は不動産取引にも大きく影響します。

空き家問題は高齢化が引き起こす問題です。
実家を継がない傾向も一因ですが、親御さんが施設に入ったり子供に引き取られたりして空き家となるケースが多いです。

また、少子化で起きる学校の統廃合も大きな課題です。
昔は郊外に住む世帯が近隣都市へ移住することで郊外の学校が廃校していきましたが、その都市部でも統廃合が見られます。

不動産売買などをする際「学校区」を記載します。
つい先日引き受けた物件でも所有者から「うちの学校来年なくなっちゃうんだよねえ」と言われました。マイソクにはそこまで記載する義務はありませんが、私は買い主の方にその点もちゃんと説明するようにしています。

「子供がたくさんいる元気な社会」というだけで叩かれる風潮がある昨今、この少子高齢化を危惧する人も大きく声を上げにくいのが実際です。

「今ある環境は今のままでは将来なくなる」ことを考える必要があります。
みなさんがお住まいの地域はどうですか。

廃校が決まっている松阪市立松ヶ崎小学校。
近隣にある米ノ庄小学校へ統合されます。

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